神風怪盗ジャンヌ最終回のその後は?フィンは最後どうなった?続編はある?

「フィンがおりますわ、一緒に逝きます。だからもう寂しくなんかないですわ…」と言いながら息を引き取りました。

その後、本来なら不可能ですが、まろんが持っていた転生できる力を、神からのはからいでフィンに授けることができました。

フィンと想いが通じ合っていたアクセスは、フィンに自分の黒いピアスを握らせます。

そして自分もフィンと一緒に転生できるように天界で修行に励むと宣言し、パートナーの稚空とは別れることに。

フィンと再び会えることを信じ、まろんたちは日常に戻り、月日が流れ大人になりました。

都は同級生の水無月と結婚し、アクセスの生まれ変わりである心時を出産。

まろんも稚空と結婚し、女の子の赤ちゃんを出産しました。

その赤ちゃんは、フィンが亡くなったときにアクセスが手に握らせた黒いピアスを持っていたのです。

赤ちゃんの名前は、魚月と名付けられました。

先に生まれ変わって幼児くらいに育っていた、前世の記憶持ちのアクセスこと心時は「魚月、結婚してくれ！」と赤ちゃんに向かって言うという、なんとも微笑ましい展開でした。

神風怪盗ジャンヌの最終回のその後とは？

引用元：Amazon

神風怪盗ジャンヌの最終回のその後は、「神風怪盗ジャンヌ完全版　6巻」に掲載されています。

「魚の記憶・月の華雪」というタイトルの話です。

フィンの生まれ変わりである魚月と、アクセスの生まれ変わりである心時の恋愛模様を描いた内容になります。

魚月は高校生、心時は大学生まで成長しています。

二人は相変わらず隣同士の幼馴染で、心時は魚月にめげずにアタックしていますが、なかなか報われません。

魚月は、「ピアスをくれた前世の恋人」の夢を見ていて、きっといつか会えるはずと思っているのです。

でも、何度も心時から告白され、悩んでしまいます。

とうとう魚月も心時が好きだと言いますが、前世の恋人の存在については引きずったままです。

自分には前世の恋人がいる、だから前世の恋人と会えたら心時への気持ちをどうしたらいいか分からない、と。

それを聞いた心時は爆笑します。

「やっと気づいてくれて嬉しい」といい、黒いピアスの片割れを魚月に渡すと、天使フィン・フィッシュだった時の記憶が蘇ります。

そして想いが通じ合った二人はキスをして、物語はラブラブのまま終わります。

アクセスは天使だった時の前世の記憶を持って生まれてきましたが、魚月はそれがなかったため結ばれるまでに長くかかってしまったのですね。

ちなみに、二人が天使だったころの共通の友人、天使のセルシアの生まれ変わりとされる沙羅というキャラクターも出てくるので、必見ですよ。

神風怪盗ジャンヌの続編はある？

引用元：ラクマ

神風怪盗ジャンヌの続編は、今の所ありません。

神風怪盗ジャンヌ完全版が2007年に発行されたり、内容がほぼ同じの小説版が2014年に発売されたりしていますが、続編としての作品は現在のところ存在しません。

2019年には種村有菜原画展20周年記念が開催、ほかにコラボカフェをやったりもしているので、もしかしたらいつか続編も描かれるかもしれません。

ちなみに正式な続編はありませんが、番外編として神風怪盗ジャンヌの同人誌を作者自ら作っています。

当時ファンの間では、原作者自ら描かれた同人誌なので続編では？という声もあったそうです。

ちなみに内容は、フィンとアクセスの決戦前夜の話などです。

ストーリーの順番的には続編とは言い難いですね。

最近ではあまり同人活動はしていないそうですが、気が向いたらまた神風怪盗ジャンヌの同人誌を作るかもしれませんね。